テーマ | : | 多言語アナウンスサービス |
業種 | : | インフラ |
規模 | : | 1001名以上 |
サービス | : | その他 |
効果 | : | 顧客満足度向上 ,多言語対応 |
阪急電鉄では近年、京都・大阪市内に設置した訪日外国人の案内所の利用人数が右肩上がりで増加し続けるなど、インバウンドのお客さまへの対応ニーズが高まっていました。駅構内における駅員や案内員による訪日外国人へのご案内においても、多言語による観光地や列車運行状況など各種情報の迅速・正確な案内や、異常時の一斉情報伝達のための手段の模索など、対応サービスの精度および内容を向上させるための検討が進んでいました。
今回の導入にあたり、評価いただいたポイントは次の通りです。
・軽量モバイル端末で、駅員、案内員が使いやすい仕様
・質の高い定型翻訳文を端末に登録でき、非常災害時など、
インターネット環境がなくとも登録情報による案内が可能
・場面・用途に応じて、各種スピーカーとの連携接続が容易
(1対1の個別案内、1対複数の一斉案内の両方に対応)
タブレット/音声入力装置で入力
モバイルスピーカーから音声再生
駅構内に設置したスピーカー設備から一斉放送
「AmiVoice TransGuide」とサトー製のモバイルプリンタを連携し、翻訳した案内情報をその場で印刷することで、より正確かつ詳細な情報伝達や、耳の不自由なお客さまへの文字による案内を可能とします(本機能は実証段階を経て、本格導入に向けた検証中となります)。将来的に目的地までの地図や周辺店舗のクーポンを印刷するなど、より高いサービスも考えられます。
阪急電鉄では2016年より京都本線の烏丸駅、嵐山線の嵐山駅にて本サービスの実証実験を行い、訪日外国人の乗り換えミスの削減などの効果が出ています。今後も、阪急電鉄の本サービスの有効活用を継続的に支援いたします。
梅田、十三、塚口、西宮北口、六甲、神戸三宮、三国、豊中、蛍池、石橋、池田、川西能勢口、宝塚、箕面、南方、淡路、南茨木、茨木市、高槻市、西山天王山、長岡天神、桂、烏丸、河原町、吹田、山田、北千里、嵐山 (計28駅 2018年3月導入)
※株式会社サトー、アイテック阪急阪神株式会社と共同で導入いたしました。