ニュースリリース

【ご参考資料】
育児用ミルク、ベビーフードの和光堂株式会社に
音声認識を活用した音声受注入力システムを納入

「声」によるデータ入力で、受注入力処理の標準化と業務効率化を実現

2013/02/22
ニュースリリース

  株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)は、和光堂株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩上伸 以下、和光堂)に、FAXなどの注文伝票をキーボードで転記入力する代わりに音声認識技術AmiVoice®を活用した「声」による音声受注入力システムを昨年納入しました。

  和光堂では、お取引先との受発注処理をEDI(Electronic Data Interchange)で効率化を推進する一方、一部のお取引先からはFAXによる注文書での受注入力処理も残っています。これらの入力処理は、オペレーターの商品知識などの習熟が求められ、かつ業務負荷が高いことや入力ミス撲滅など、業務品質の向上が課題となっていました。
  そのような環境のなか、アドバンスト・メディアは、和光堂に音声認識技術AmiVoice®を活用し、お取引先からの注文書を声で読み上げることにより、基幹業務システムに登録するデータを自動的に作成する「音声受注入力システム」を納入いたしました。当システムは、数多くある商品名称やお取引先固有の商品呼称(略称など)を音声認識辞書登録できるなど、商品知識を要していなくても受注入力することができ、作業時間の短縮や業務負荷の軽減など、業務効率の向上に資するソリューションとなっております。

当システムの特長は以下のとおりです。

1.音声を利用した入力・選択機能
  当システムにおける受注データ処理は、FAXなどの注文書に記載されている取引先名や商品名(略称などを含む)、数量などを読み上げるだけで自社商品データが抽出・置換され、受注伝票が作成されるように設計されています。従来は、FAXなどの注文書に記載されている商品名を自社コード表で検索・転記を行った上でシステムへ入力していましたが、商品名を見たまま読み上げるだけで処理することができるため、自社コード表を使っての煩雑な作業が不要になり、熟練作業者でなくても利用しやすい設計となっています。また、入力のオペレーションがなくなることにより、入力ミスの削減にも寄与します。

2.取引先にあわせた連携機能
  受注センターでは、取引先によって異なる発注単位への対応など個別に複雑な管理・運用を行っていますが、当システムではこの個別の対応を取引先単位に設定することが可能です。異なる数量単位での数値入力においては、自動計算による数量換算機能も搭載しているため、バラ注文からケース注文への変換なども自動で行うことができます。

3.取引先別マスター管理機能
  当システムのマスター管理において、出荷先・受注先の関係を紐付けて登録することにより、出荷時における注意事項なども登録・管理することができます。また取引先別に商品項目を登録・管理できるだけでなく、1つの商品に対する複数の呼び名(略称などを含む)を設定・編集する機能も実装しています。

  今後アドバンスト・メディアでは、流通・小売業界など様々な分野において、音声認識技術を活用したシステムの導入を推進してまいります。
                                                                                                    以上

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